経費として認められるもの【2026年版】

控除対象経費

経費として認められるもの【2026年版】

フリーランスが計上できる経費の包括的なリスト。

2026年1月1日
|Source:国税庁

一般的な参考情報です。個別の税務判断は税理士にご相談ください。 最終確認日: 2026年1月1日 · 出典: 国税庁

経費の基本原則

経費として認められるためには、「事業を行う上で必要かつ通常な支出」であることが条件です。具体的には以下の3つの要件を満たす必要があります。

  1. 事業との関連性 - その支出が事業活動に直接関係していること
  2. 必要性 - その支出が事業を行う上で必要なものであること
  3. 合理性 - 金額が社会通念上相当であること

重要:領収書の保管

経費として計上するには、領収書やレシートの保管が必須です。電子帳簿保存法に対応したデジタル保存も可能です。保存期間は原則7年間です。

自宅兼事務所の経費

経費率: 30-50%

自宅で仕事をしている場合、事業使用分を按分して経費計上できます。

経費にできる

  • +家賃(事業使用面積分)
  • +電気代(事業使用時間分)
  • +インターネット代(業務使用分)
  • +水道代(面積按分)

経費にできない

  • -私用部分の家賃・光熱費
  • -家族のための支出
  • -住宅ローンの元本返済

ポイント: 按分の計算根拠(面積計算など)は記録として残しておきましょう。税務調査で確認されることがあります。

交通費・車両費

経費率: 50-100%

業務のための移動費用は全額経費にできます。自家用車は業務使用分を按分。

経費にできる

  • +業務移動の電車・バス・タクシー代
  • +出張の交通費・宿泊費
  • +車のガソリン代(業務使用分)
  • +駐車場代(業務使用分)
  • +高速道路代(業務使用分)

経費にできない

  • -自宅から事務所への通勤費(個人事業主)
  • -私用のドライブ
  • -家族との旅行

ポイント: 車両を業務と私用で使う場合は、走行距離記録をつけて按分しましょう。目安は業務使用50%程度。

通信費

経費率: 30-50%

業務で使用する通信費用。私用と共用の場合は按分が必要です。

経費にできる

  • +業務用携帯電話料金
  • +インターネット接続料(業務使用分)
  • +ドメイン・サーバー代
  • +郵便代・宅配便代

経費にできない

  • -私用の携帯電話料金
  • -家族のスマートフォン代
  • -私用のサブスクリプション

ポイント: 通話明細を確認して業務と私用の割合を計算できます。一般的に30-50%が目安。

備品・消耗品

経費率: 100%

業務で使用する備品や消耗品。10万円未満は即時経費、以上は減価償却。

経費にできる

  • +パソコン・タブレット
  • +ソフトウェア・クラウドサービス
  • +文房具・オフィス用品
  • +プリンター・インク
  • +名刺印刷

経費にできない

  • -私用のパソコン・ゲーム機
  • -家族用の機器
  • -趣味のための購入

ポイント: 青色申告なら30万円未満は即時経費可能(少額減価償却資産特例)。領収書は必ず保管。

会議費・交際費

経費率: 100%

取引先との会議や接待費用。金額や目的によって勘定科目が変わります。

経費にできる

  • +取引先との食事(1人5,000円以下は会議費)
  • +接待ゴルフ・接待飲食
  • +お中元・お歳暮
  • +会議室レンタル代

経費にできない

  • -友人との食事
  • -家族への贈り物
  • -私的な飲み会

ポイント: 個人事業主は交際費の上限なし(全額経費可能)。ただし社会通念上妥当な金額であること。参加者・目的の記録必須。

研修・自己投資

経費率: 100%

業務に直接必要なスキルアップのための費用は経費になります。

経費にできる

  • +業務関連のセミナー参加費
  • +オンライン講座・学習サービス
  • +業務関連の資格取得費用
  • +専門書籍・技術書

経費にできない

  • -趣味の習い事
  • -業務に関係ない資格
  • -娯楽目的の書籍

ポイント: 業務との関連性を説明できることが重要。領収書に講座名や書籍名を記載しておくと安心。

出張・旅費

経費率: 100%

業務のための出張費用は全額経費。日当を設定する場合は規程が必要。

経費にできる

  • +出張の交通費(新幹線・飛行機)
  • +宿泊費
  • +出張中の食事代(合理的な範囲)
  • +現地での移動費

経費にできない

  • -私用の旅行
  • -家族同伴の費用
  • -観光目的の支出

ポイント: 出張旅費は実費精算が原則。日当制度を設ける場合は、あらかじめ規程を作成しておくこと。

外注・専門家費用

経費率: 100%

業務を外注した場合や専門家に依頼した費用は経費になります。

経費にできる

  • +デザイン・プログラミング外注費
  • +税理士・会計士報酬
  • +弁護士費用(業務関連)
  • +翻訳・ライティング外注費

経費にできない

  • -私的な法律相談
  • -家族への支払い(適正でない場合)
  • -業務に関係ない外注

ポイント: 個人への支払いは源泉徴収が必要な場合あり(デザイン、原稿料等)。契約書・請求書を保管。

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